Tacx Trainingでピレネーを走る Stage12,13


バーチャルサイクリング 必須機材

大西洋から地中海まで走るTacx Traning Desktop APPのRaid Pyreneesも半ばを過ぎました。
Tacx Trainingでピレネーを走る Stage12,13 です。
全行程838.3kmのうち424.8km。全獲得標高21,361mのうち11,376mが終わりました。

Stage12 Col de Peyresourde (ペイルズルド峠)

Stage12は、走行距離19.33Km、獲得標高657mと RaidPyreneesの中では距離も短く標高もそれほど高くないステージです。
この峠は何度もツール・ド・フランスのコースとして使われておりますが、あまり緩急もなく、淡々と8%ほどの勾配を登り続けます。

しかし、この動画のフランス南部、ピレネー地方はいつもこんなに天気が良いのでしょうか?
青空と山の緑がものすごく気持ち良いです。
それに、石造りの家との調和が素晴らしい。
バーチャルではなく本当に行って自転車で走りたくなります。

1時間弱で峠に到着。 オープンカーがたくさん停まっています。
苦労して登って来ましたが10分もかからず麓まで降りてきて終了。

Stage13 Port de Bales (バレ峠)

あっけなくStage12が終わったので、水を一口飲んで汗を拭いて、そのままStage13に進みます。

ところがこのStage13、スタート直後から約2.5km、ズーっと12~14%の激坂が続きます。
いくらStage12が思ったより楽だったからといって、Stage13は35kmの長丁場で、獲得標高も1,000m近い。
『無茶しちゃったかな?』と後悔しているうちに激坂区間が終わって少し緩やかな坂になります。
『まあ、走れるところまで走ろう』と心に決めてペダルを回します。

Stage12の時は、私より早い人が先行していて、必死に付いていこうとして、それがモチベーションになっていました。
 (結局千切られてしまいましたが)
今回は、明らかに私よりパワーを出している人が後ろに付いています。が、追いつかれません。
恐らく、この人は私よりかなり体重が重いと考えられます。
バーチャルライドでは、このように、パワーだけではなく体重も加味されて速度が決定されるので、よけいにリアリティが増します。
ですから、申告体重が極端に少ないと、小さな力でグングン進めるはずです。
私は毎朝体重を計測してGarmin Connectに記録しているので、そのような誤魔化しは出来ませんが......

『アーッ 追いつかれる!』と思っていたら、登坂の中盤過ぎで追いかけていた人は何故かログアウトしてしまいました。
そこから気楽な一人旅です。

ここだけではないのですが、特にこのバレ峠の峠道の周囲は牛や羊を放牧している所が多いです。
何箇所かで牛や羊とすれ違ったり、道を横切られたり。
恐らくこの動画の撮影者は、その都度、何度も自転車をストップさせたんだと思います。
特に、峠の少し手前、動画の1時間18分頃からしばらくの間、
向こうの山や道が、山口県秋吉台のカルスト台地のようにたくさんの石灰石が山肌に見えているのかな?と思っていたら
羊の大群です。
ウールのセーター、何着分有るのだろう?

1時間36分かけて、なんとか峠に到着。

バレ峠
バレ峠

あとゴールまで19km余りはほとんど下り坂です。
しかし、連続録画時間もあと23分しかありません。
単純計算で平均時速50km/hで降りて行かないと、途中でテープチェンジする必要があり、後の編集が面倒です。

本当だったら事故死確実なほど下り坂でもできるだけペダルを回して猛スピードで降りて行って、1時間58分でゴールしました。


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