60歳を超えてもzwiftで身体を鍛える

初老からの挑戦。 サイクリングで元気な身体を取り戻す


zwiftって何? 自転車とコンピュータの歴史編


zwiftって何なんですか? っていうお話ですが、
説明下手な私から、まず、自転車とコンピュータの結合のお話しです。

zwiftって、仮想空間で世界中の人が一緒に自転車に乗ったりジョギングが出来るシステムです。

私が小学生の頃は、前輪に歯車を付けて前輪の回転をワイヤー経由で針を動かすという機械式のスピードメーターがありました。
調べてみたら、今もそういった商品が有るので驚きです。

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アナログ派にはおすすめです。

その後、30年ほど前はスポークにマグネットを取り付け、磁気センサーから電気信号で液晶のスピードメータが出現。
ハンドルに取り付けたメーターまで電線をブレーキアウターケーブルにグルグル巻いて装着していました。

20年ほど前に、ワイヤレスで
速度、ケイデンス(1分間のペダル回転数)、心拍数が記録できる
サイクロコンピュータ(サイクルコンピュータ)が出てきました。

一例として、
私がサイクリングの趣味に戻ってきた約20年前には、
キャットアイ V3 に代表されるメーターが流行していました。

キャットアイ V3


販売開始日:2012年9月ということです。
しかし、これらは基本的にコンピュータにデータを取り込む事はできませんでした。

その後、カーナビ同様にGPS機能が発達し、
パソコンの世界ではUSBでのケーブル接続だけではなくBluetoothやwifiといった無線で
各端末と結びつくようになってきました。

GPSで走行ルートを前もって地図で表示したりログを取ってネット上で共有する
最初はGPSロガーを使ったり
かなりの人がスマホのマップ機能を使ったりしました。
私もフィルムのようなGPSロガー HOLUX GPSロガー M-241をハンドルに取り付けてサイクリングで走って
その後でパソコンにデータを取り込み、走ったコースを地図表示し、ニンマリしていました。

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バッテリーの持ちが抜群によく、ベルトや鞄にぶら下げてお散歩に出かけたコースの記録を取る。
ご主人の鞄にこっそり忍ばせて浮気調査... なんて使い方も可能な事は秘密です。

サイクロコンピュータにGarminが参入し、名機Edge705が登場。

GARMIN edge705


高価で当時の私は手が出ませんでしたが、1台でさまざまなデータを記録できるようになりました。

そして、近年、速度、ケイデンス、心拍数に次いで、パワー(W)が計測できるようになりました。
ペダルやクランクにかかる力から発生する歪(ひずみ)、ホィールの回転負荷、向かい風の強さから計測するといった物もありましたが
最近ではペダルやクランクの歪からパワーを計測する方法が主流になっています。
(私の使っているGarmin Rallyはペダル式で、自転車が変わってもペダルを交換してクランク長を入力すれば設定終了です)

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昔は、自分の心拍ゾーンを知り、最大心拍数の60~70%の有酸素領域で心拍数を一定にすることで長距離を走ると良いとされました。
 (今もこの考えに何も間違いはありません)
その心拍数より、最近は出力、パワーに重点が置かれるようになりました。

そして、平地、無風であれば60kgの私が10kgの自転車で700cのクリンチャータイヤで128W出力なら時速30km/hで走ることができる。
といった公式が求められ、固定された自転車でペダルを回すことでパソコンで速度や負荷が表示できるようになりました。

そして今、スマートトレーナーでインターネットの世界で仮想のコースで複数の人が同時にパワーデータを送信し、
その結果、仮想のコースで仮想のレースを行ったり、チャット機能を使って話をしながら一緒に走ったりすることができるようになりました。

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雨や雪の日、夜に走りたくなった時
今まで、屋内で壁を見つめたりDVDの映画やアニメを見ながらペダルを回していたのが、
モニター上とはいえ、自分で走る様子を見る事ができるようになりました。

何よりも、天候、風向きに何の影響も与えず、毎回同じ環境で続けられるため、日々の上達度をはっきり知ることができます。

しかも、私の使っているTacx Smartシリーズのトレーナーは、
未舗装路ではジャリジャリした感覚、木の橋ではガタガタとした感覚が伝わってきます。
 (かえって鬱陶しい時もあり、On,Offも設定できます)

その場の勾配に合わせて前輪が上がったり下がったりするKICKR CLIMBというものも有り
可能な限りリアルな感覚で走れるようになっています。

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次回は、zwiftの準備と走行のお話です。


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